3月の京都をもっと楽しむために。おでかけ前に読みたい参考書
京都の早咲き桜を楽しもう
厳しい寒さを越え梅や桃が次々と開花し、色や香りを運んでくれる華やかな季節です。
京都には桜の名所と呼ばれる有名スポットが多くありますが、一足先に楽しめる早咲きの桜を目当てにお出かけしてみませんか。
左京区の長徳寺では3月中旬から下旬に満開となる濃いピンク色のオカメ桜が、伏見区の醍醐寺は早咲きのカワヅザクラや枝垂桜が有名で、例年3月中旬~下旬にかけて見頃となり大変人気です。
雛人形に託す思い
日本では3月3日は桃の節句と呼ばれ、女の子の健やかな成長を祈る「ひな祭り」が全国各地でおこなわれます。
京都でも下鴨神社の「流し雛」や市比賣神社の「ひいなまつり」などが、華やかな3月の風物詩として知られています。
人形の寺としても知られる上京区の宝鏡寺では、例年3月中「春の人形展」が開催され、歴史ある人形や等身大の人形などが鑑賞できるため大変興味深い体験となるでしょう。
昼間の陽気にも油断禁物
3月の京都は朝晩を中心にまだまだ強く冷え込む日も少なくないので、温かい服装でしっかりと防寒するよう心がけましょう。
神社仏閣の内部特別公開などにお出かけの際も、大きな木造の建物は思いがけず冷え込んでいたり靴を脱ぐ機会も多いので、厚手の靴下を履くなど足元の防寒対策も必要です。
またライトアップなどのイベントも多く、上着を着用しておけば夜のお出かけも寒さに震えることはないでしょう。
寒さ対策は必須事項
晴れた日の昼間はポカポカ陽気となる日もあり、月の後半になるにつれ気温も安定して日ごとに春めいてくる観光シーズン到来です。
しかしこの時期の京都は、例年の平均気温6〜10℃程で最低気温が氷点下を下回ることも少なくなく特に朝晩は冷え込みます。
昼間のお出かけでも上着は欠かせず、朝晩にはさらにマフラーなどが必要な場合もあると考えた方が良いでしょう。
優秀な防寒グッズを味方に
寒暖の差が大きいこの時期の旅行を快適に楽しむ為に、防寒対策として安価で手に入るカイロを利用しない手はありません。
背中や腰など温めたい部分を選んで使える貼るカイロなら、お手軽に身軽な暖かさが手に入ります。
持続性にも優れているので長時間の外出にも有効、旅行中の防寒対策に最適です。