京都で食べたいラーメン!意外と知らない味の違いとは?
京都の美味しいもの探し
今や日本の国民食とも言えるグルメの王様・ラーメン。
北海道の味噌ラーメン、博多の豚骨ラーメンなどは誰もが知る地域の代名詞にもなっています。
では京都ラーメンといえば…?人気の味は…?
京料理などのイメージが強く、上品であっさりしたものを想像しがちですが、実は京都で人気のラーメンは意外にも濃厚なタイプなのです。
京都ラーメンとは
観光都市として名高い古都京都、古来からの出汁文化を生かした繊細な味わいの京料理は言わずと知れたところ。
昆布やかつお節などを使って旨味を引き出す、日本固有の食文化のルーツも京都にあると言われています。
いわゆる「京都ラーメン」の定番と言われるのは、鶏ガラだしのスープに豚の背脂を浮かべたものが一般的なようです。
出汁文化のルーツと言われるだけあって、さらりとした上質なスープの味わいが特徴的ながらコク深く、病みつきになる美味しさです。
あっさり系ラーメン
「あっさり」と言えば淡白で薄味な印象を抱きがち。
京都基準で表現する「あっさり」ラーメンのイメージは、動物系スープをベースに、透き通って見える醤油スープが基本となります。
コクがありはっきりとした味、見た目以上の濃厚な味わいが楽しめます。
こってり系ラーメン
ひとくちに「こってり」と言っても、その基準は曖昧です。
スープは不透明でドロリとやや粘度の高いもの、見た目の脂が多いからというとらえ方で「こってり」と判断する人もいます。
同じラーメンでありながら「あっさり」とはまた違った味わいが楽しめます。
外国人旅行者にも大人気
「京風」と名のついたラーメンもよく見かけます。
名前から京都ラーメンと同一視されがちですが、京都料理や地域のイメージから和風で薄味に仕上げられたものが多いようです。
スープ・麺・調味料のさまざまな組み合わせで、バラエティーに富んだ美味しさを奏でるラーメン。
今後も多様なニーズに応えながら、その人気は国内外問わず広がっていくでしょう。