京都

美味しい新茶の味わい方を知る?宇治でいただく究極の新茶「和束町」

訪れる
2019/03/25

宇治の季節限定の味わいと言えば”新茶”

一面緑で埋め尽くされた茶畑の光景を見ることができる宇治では、八十八夜を迎えるころに新茶摘みが行われます。
八十八夜とは立春から数えて88日目の5/1~3頃のこと。
その年の最初に芽吹いた新芽を摘み取ってお茶にしたものが「新茶」です。
爽やかな味わいの新茶はこの時期にしか味わうことができない特別な味わいです。

ブランド茶の一大産地「和束町」でお茶をいただく

京都府にある和束町はブランド茶「宇治茶」の一大産地で、800年の歴史と伝統を誇っています。
和束町は森林に囲まれた盆地で、昼夜の寒暖差が大きく霧が発生しやすい場所です。
その霧が独特の旨味と香りを生み出すことから、和束のお茶は「霧香(きりか)」といわれ、霧の香りがするロマンチックなお茶として有名です。
柔らかくて瑞々しいフレッシュな葉を使った新茶の爽やかな香りと甘みは5月6月だけのお楽しみ。
まさに究極と言える新茶を求めて和束町に足を運んでみましょう。

絶景のカフェでいただく一杯

究極の味わいは場所にもこだわりましょう。
和束町には小高い丘の上に建てられた「天空カフェ」があります。
美しい茶畑が眼下に広がる景色を眺めながらいただくお茶はプレミアム感たっぷりです!

新茶ショッピングを楽しむなら和束茶カフェへ

和束で生産している約30軒もの茶農家の宇治茶が一堂に集まる場所、それが「和束茶カフェ」です。
お茶の販売やカフェだけでなく、観光案内所の役割もしています。
800年もの伝統がある宇治茶は日進月歩。
トレンドに敏感な歴代の茶農家さんたちが品種改良を重ねてきましたこだわりの宇治茶を購入することができ、その場でいただくこともできます。

お茶の淹れ方をマスターしてみて!

せっかくお茶を手に入れたなら、自分でお茶の淹れ方をマスターしてみましょう。
正しい淹れ方をしたお茶は、新茶ならではの美しい色や香りが存分に楽しめる濃厚な味わいで、飲んだ人の舌と心を掴んで離しません。
「和束茶カフェ」には日本茶インストラクターの先生もいらっしゃるので、家に帰ってからも究極のお茶を楽しむ方法を聞いてみてください。
■■INFORMATION■■
和束茶カフェ
京都府相楽郡和束町白栖大狭間35
TEL 080−3841−4180
月~土曜10:00~17:00、日曜9:00~17:00
※改修工事のため仮店舗営業中
※お茶の淹れ方体験も随時受け入れ中