京都

美味しい京都を探すならコレ!趣きと優しい味わい・はんなり古都グルメ

食べる
2020/02/04

京風うどん

寺社仏閣やお出かけスポットなど見どころが多い京都を歩き回ったら、散策途中にお手軽な京都グルメを探すはず。
手軽にお腹を満たせる「うどん」を提供する店は街中にたくさんありますが、どうせなら京都ならではの「うどん」を食べてみたい!
これぞ「京うどん」と言える定義はないようですが、たっぷりの生姜が入ったあんかけうどんは身体が温まる上やさしい味わいで、特に底冷えする冬場には重宝するでしょう。

湯豆腐

湯豆腐の始まりは、南禅寺の精進料理が起源と言われています。
古き良き日本の雰囲気を楽しめる老舗の湯豆腐店から、比較的リーズナブルに楽しめるお店まで京都には数多くの人気店があります。
しっかりとした大豆の風味となめらかな舌触り、更に京都という土地の雰囲気もその味を高めているのかもしれません。

にしんそば

甘辛く炊いた身欠きにしんの甘露煮が乗った「にしんそば」は、京都の名物そばと言えるでしょう。
歴史をさかのぼると山に囲まれた京都市では海産物が貴重で、干魚など乾燥させた保存食からタンパク質やミネラルを摂る知恵を生んだ時代がありました。
京都ならではの上品な出汁に甘辛い身欠きにしんのコクが乗り、その味わいが人気となって広まり現在も変わらず愛され続けています。

西京焼き

京都が発祥と言われる「西京焼き」は、西京みそと呼ばれる白みそに漬け込んだ鮭(さけ)や鰆(さわら)などの魚を焼いたもので、かつては魚の保存食として貴重で高級なものでした。
京懐石でも家庭でも登場することがある、京都の伝統的郷土料理です。
鮭や鰆以外にもサバ・銀だら・ムツなどの切り身を塩分の低い甘口の白みそに漬けるので、骨も魚の臭みもなく食べやすいので魚が苦手な人でも美味しいくいただけます。

千枚漬け

京都といえば漬物。なかでも最も人気のあるのが千枚漬。
京野菜の一種である聖護院かぶを、千枚にもなるほどに薄く切って作ることがその名の由来とされています。
昆布・唐辛子とともに酢漬けされた、しっとりとした食感と上品な味わいはお土産にもきっと喜ばれるでしょう。