京都

季節の花咲く嵐山、お酒の神様と名高い「松尾大社」

訪れる 嵐山・嵯峨野
2018/10/16

地元の信仰も厚い神社

阪急電車の松尾大社駅から歩いてすぐの松尾大社。
地名や住所は「まつお」、駅名は通称の「まつおたいしゃ」ですが正式には「まつのお」大社と読みます。
本殿は「松尾造り」と呼ばれる珍しい建築で、古くから人々の信仰を集めています。

日本全国から奉納された酒樽

お酒についての言い伝えが残る松尾大社は、日本第一酒造神として醸造家から長く信仰されています。
毎年11月の酒の仕込み始めの頃と4月の仕上がり頃には、全国各地の銘酒がこぞって奉納されることでも有名です。

神社内に幸運の亀がいっぱい

亀はよく長寿や幸運の象徴だと言われますが、松尾大社にある亀の井の水はお酒に混ぜるとお酒が腐らないという言い伝えがあります。
松尾山の神様のパワーを含んだ蘇りの水・延命長寿と言われ親しまれています。

創意に富んだ庭園

松尾大社には昭和の名作庭家、重森三玲の設計による庭園があります。
優雅な曲線と硬質な石の対比が面白い庭や荒々しい力強さが特徴的な庭、仙人が住んでいる不老不死の島のイメージなど見るものを飽きさせません。

境内を明るく染める花

松尾大社には約3,000株の山吹が植えられており、特に4~5月は花が咲き乱れ、境内が一気に明るくなります。
山吹の花と石灯篭、蔵、石橋、水車、神社建築といった組み合わせが楽しめることから、開花期にはその美しさを写真に収めようと多くの人々が訪れる事でも有名です。

施設名 松尾大社
住所 〒616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町3
電話番号 075-871-5016
URL http://www.matsunoo.or.jp/
最寄り駅 阪急電車「松尾大社」駅下車 徒歩1分
最寄りのバス停 市バス「松尾大社前」バス停下車
営業時間 平日・土曜 午前9時~午後4時、 日曜・祝日 午前9時~午後4時30分
入場料 拝観料 (庭園・神像館共通) 大人 500円  学生 400円 子供 300円