沖縄

古代ローマ帝国の貨幣が出土した世界遺産「勝連城」

訪れる 本島中部
2020/02/19

最も古い城の一つ

高低差を活かした城づくりが特徴の城で、堅固な城壁と、防御に徹底して設計された作りから『鉄壁の城塞』としても知られています。

『鉄壁の城塞・勝連城』第一の関門

勝連城跡は「曲輪(くるわ)」と呼ばれる区画から出来ています。「三の曲輪」への長い階段は、敵が攻めてきた時のためにわざと上りにくくし、城壁の上からも攻撃できるように設計されています。

礎石から当時の建物を想像する

「二の曲輪」には、今でいう役所のような役割を持った「殿舎(でんしゃ)」と呼ばれる建物が建っていたと考えられていて、整列している礎石の上に、柱が立っていました。

機能的で美しい階段

さらにだんだん細くなっていく階段を上ると「一の曲輪」。これも一度に攻めてくる数が減るような設計になっています。

360度のパノラマ

勝連城跡は小高い山の上にあり、周囲に高地がないため、南は中城湾、東には海中道路が見え、360度のパノラマが望めます。

施設名 勝連城跡
住所 沖縄県うるま市勝連南風原3908
電話番号 098-978-7373
URL http://katsurenjo.jp/
営業時間 特になし(※夜間の見学は暗いので足元注意)
定休日 年中無休
入場料 無料