沖縄
アマミキヨが降り立った海の中に建つ聖地「ヤハラヅカサ」
訪れる
本島南部
2018/10/12
琉球の創世神アマミキヨとは
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琉球の神話では日の大神(天にある最高神)は琉球を神の住むべき霊所であると認め、創世神・アマミキヨに命じて島づくり国づくりを命じました。
アマミキヨが久高島から沖縄本島に降り立った最初の地が「ヤハラヅカサ」です。
アマミキヨの仮住まいをした浜川御嶽
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ヤハラヅカサのすぐ近くにはアマミキヨか仮住まいをしたという浜川御嶽(ハマガーウタキ)があります。
浜川とは海のそばの湧き水のことで、この水で疲れを癒し、近くの洞窟にしばらく住んだのちに次の地へ移ったといわれています。
緑の森から青い砂浜へ
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浜川御嶽からは石段を使って浜に降ります。木漏れ日が気持ちよいですが、険しいので足元には気を付けて。
青い海の中に現れる石碑
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青い海の中にある石碑がヤハラヅカサです。満潮時には海中に没して見えなくなり、干潮時に全貌を現します。そのため干潮のときでなければ渡ることができず、間近で拝むことができません。
神聖なる場所
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干潮時のヤハラヅカサ。清らかな砂浜、おだやかな波の向こうには石碑が立ち、さらにその左手・東側には聖なる久高島も見える場所にあります。
御拝(ウガン)中の方もいらっしゃるので、邪魔をしないように気を付けましょう。
施設名 | ヤハラヅカサ |
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住所 | 沖縄県南城市玉城字百名707 |